[コメント] 女相続人(1949/米) - 投票数順 (1/1) -
構図の格調の高さとカットつなぎ方のうまさは比類ない。しかし最も感心したのは、父親がドアを閉じ、家族と会話し、再びドアを開けた時そこにモンゴメリー・クリフトがいたシーンで、このワンカット撮影にうなってしまう。全編通じて視線の交錯のさせ方が完璧。 (ジェリー) | [投票(4)] | |
デ・ハヴィランドがここで抱える外貌や性格の課題は、観察対象としては頼りない。貧乏で汚らしい世間一般のオッサンが被る重篤な障害と比すれば。 [review] (disjunctive) | [投票(2)] | |
エンドテロップがでた瞬間 衝撃で思わず立ち上がってしまいました (マツーラ) | [投票(2)] | |
うぶ、天然、世間知らずなキャサリンが見せる得意顔や困惑顔は微笑ましくすらある。そこに“しがらみ”に対して無防備にたれ流される良心をみるからだ。一転し、一滴の良心も漏らすまいと、彼女の顔に貼り付いた「拒絶」と「沈黙」のなんと恐ろしく攻撃的なこと。 [review] (ぽんしゅう) | [投票(1)] | |
オリヴィア・デ・ハヴィランドの移り変わった顔の表情が見事でした。 (KEI) | [投票(1)] | |
どうなることかとハラハラしながら最後まで見守ってしまいました。2010.5.20 [review] (鵜 白 舞) | [投票(1)] | |
徹頭徹尾オリヴィア・デ・ハヴィランド。メイク、挙動、声色まで含め完全な演技プランに圧倒される。メソッド式俳優のモンゴメリー・クリフトはその表情、特に口元にその成果があらわれており、地味ながらも良い仕事をしている。 [review] (3WA.C) | [投票] | |
もう階段が主役と云ってしまいたくなるくらい圧倒的な階段の映画。仰角俯瞰を大胆に使い分けスペクタキュラーな画面を造型する。2階の踊り場のところに大きな鏡がありこれがまた絶妙な効果を発揮する。 [review] (ゑぎ) | [投票] | |
それなりに遊んでいないとこうなる。最悪の惨めさがコメディに昇華した一本。モンゴメリー君はさすがのいやらしさを発揮。★3.5 (ドド) | [投票] | |
人を馬鹿にするとあとで手痛いしっぺ返しが来る。強いもの・弱いものの立場・上下関係なんか株価と同じく変動するもの。尻尾を踏んづけた猫に爪を立てられた経験があるならば分かるはず。 [review] (モモ★ラッチ) | [投票] | |
話のすじはそれなりに楽しめるが、感動がない。 (buzz) | [投票] | |
醜女の深情け…それだけに後が怖いのだ。 (りかちゅ) | [投票] | |
女の恨みは恐ろしい。 (ADRENALINE of Adrenaline Queen) | [投票] | |
ラストの個々の解釈だろうが、映画というよりも舞台劇。それぞれの登場人物が相対すべき相手に敢えて背を向けて、表情を作っている。十九世紀の物語だが、現代とは人間関係そのものの概念が違っていたのだろう。 (takud-osaka) | [投票] | |
[ネタバレ?(Y2:N1)] すげー。あんなラストって最近ないよね。 [review] (takasi) | [投票] | |
オリビア・デ・ハビランドって性格悪い女なんだろうなって分かります。 (kenichi) | [投票] | |
父親の存在感と死んだ美貌の母親の顔を見せない演出とが、この作品に深みを与えている。 (R.M.) | [投票] | |
ラストの力強いO・デ・ハビランドの顔つきが印象的。 (なみ) | [投票] |