[コメント] リリオム(1934/仏) - 点数順 (1/1) -
この剥き出しの暴力肯定 [review] (寒山拾得) | [投票] | |
画面はともかく、元々の原作がさほど長くないせいもあってか、イマイチテンポが良くない気もする。が、終盤に差し掛かると一気に目が覚めます。こんなユーモアに富んだラング作品も珍しいのでは。 [review] (くたー) | [投票(2)] | |
フリッツ・ラングが渡米前にフランスで撮った、見事なオールセット映画。第一景は遊園地の回転木馬。その呼び子の名前がリリオムでシャルル・ボワイエが演じている。 [review] (ゑぎ) | [投票(1)] | |
野卑で移り気な男の一生を活写。回転木馬のくるくると目のくらむような感覚が、的確なカットで臨場感高く表現され、遊戯と放蕩に明け暮れたいリリオムの半端な性根が浮かび上がってくる。本作を見ていると、「放埓なならず者」が文化論の魅力的な主題になることを確信。 (ジェリー) | [投票] |