と言ってしまうとそれっきりですが、この映画はかなり強引なストーリーでありながら、このシリーズで活躍する人物のベースを丁寧に描いていて、大変好感が持てました。

しかし映画技術の進歩は凄まじいものなんですね。

この映画は踏み外さなければ本来アニメで作るのが限界と思える映像です。

『クローン・ウォーズ』シリーズもそうですが、人物が画面の中で空想の世界とマッチングすることなど、少し前までは考えられないことだったと思うんですね。

それがこれほどまでに丁寧に描かれているということに圧倒されました。

Ｊ・Ｊ・エイブラムス監督は、この作品が『Ｍ：ｉ：ＩＩＩ』に続いて２作目ですが、その映画（映像）に対する欲深い探究心と、強引とも思える展開の飛躍にかけては昨今珍しいほどパワーを感じますね。

荒削りな面もありますが素晴らしい作品でした。

2009/12/27（自宅）