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[コメント] それでも恋するバルセロナ(2008/スペイン=米)

アートとワインと恋愛だけの人生。
ぐるぐる

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







近年好調のウディ・アレンだが、この脚本はちょっとまとまりに欠ける感じで、「スカ女三部作」の中ではやや落ちるように思った。

天然対決?のペネロペ・クルススカーレット・ヨハンソンよりも、むしろ現実的なレベッカ・ホールが印象に残る作品だったけれど、三者三様の女性陣はともかく、対する男性はハビエル・バルデムの独り舞台で、他の役は脇役にしても魅力が無さ過ぎる。

お父さんなんて、何故出て来たのかよくワカラン。せめて詩のひとつでも読んでスカーレット・ヨハンソンと絡んでくれれば良かったのに。ヴィッキーのスペイン語クラスでの同級生のベンも、出て来たと思ったらすぐにいなくなって、何の役にも立ってない。などなど。

(評価:★3)

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