★5 | 精神病者の顔を見て話を聞ける。この機会の提供たけで本作を奇禍とするべきだ。そしてこのアジールを見てホッとする。サバケた職員さんたちが頼もしい。 [review] (寒山拾得) | [投票] |
★4 | これはもちろんアンチドキュメンタリーを目指したドキュメントである。 [review] (ぱーこ) | [投票] |
★3 | ひどく取り留めのない事実の羅列に散漫な印象を受けた。 [review] (田邉 晴彦) | [投票(1)] |
★4 | 語られる絶望へと至った経緯はみな壮絶で、異常を日常として受け入れるための手段としての諦観や、大量の薬とかすかな希望を頼りに絶望にあらがうさまに、人として振り絞られた最後の闘争心が放つ静かな凄みが滲む。その先の「何か」が見えない歯がゆさもある。
(ぽんしゅう) | [投票(1)] |
★4 | 精神病は決して我々から遠く離れた世界にあるものではないこと、そしてこの問題が根深く難しいものであるのかを教えてくれる作品でした。
[review] (TM(H19.1加入)) | [投票] |
★3 | 被写体を「残酷に」尊重した真摯なドキュメンタリ。大雑把にはフレデリック・ワイズマンスタイルと云ってもよいであろうが、そのハードボイルド性においてはワイズマンに到底及ばない。まだなお解説的である。また幾分叙情的でもあるが、それは美点かもしれない。スガノさんの写真と詩のシーンが感動的だ。 (3819695) | [投票] |