★4 | 正直、猫にはうんざりしているんです。 [review] (ナム太郎) | [投票(3)] |
★4 | 猫ストーカーの映画である。「猫ストーカーの星野真里を描いた映画なんだからそんなん当たり前だろ。云わずもがなのことばっか云ってんじゃねえ馬鹿」などと怒ってはいけない。つまり、これはスタッフもキャストも実際に猫ストーカーになりきらなければ撮れない「ねこ」のカットを持った映画であると云いたいのだ私は。 [review] (3819695) | [投票(3)] |
★4 | どこからともなく聞こえてくる工事の作業音や自然音。電話の相手が机の向こう側に不意に現れる際の驚き。諏訪太朗との遭遇シーンにおける自転車の複雑な動き(左側にフレームアウトして右側奥から再び現れる)。或いは演出なのか偶然なのか判別つかぬ猫の仕草の数々(坂井真紀に怒る飼い猫!)。それは時折挿入されるアニメも同様。どこまでが現実でどこまでがフィクションか、鈴木卓爾はいつもその境界を撹乱する。 (赤い戦車) | [投票] |
★3 | 何と云っても、猫たちの正面カメラ目線カットがとても面白いのだ。本作の良さは、第一にこの部分だろう。 [review] (ゑぎ) | [投票(1)] |
★3 | ただの愛猫家向け映画などではない。路地裏の猫たちのしなやかな気まぐれさに、人間の様々な孤独を重ねて、猫にうつつを抜かす人間たちの心の揺れを、むしろ少し批判的に、しかし、温かな視線であぶり出している。小品だが鈴木卓爾の洗練されたセンスを感じる。 (ぽんしゅう) | [投票(1)] |