1作目のようなあっと驚くものが薄らいでいるので冗漫でベタな展開を見つめているだけのようにも思える。

それでも子供と一緒に安心して見られる映画というのは現代では数少なく、子供の息遣いを感じながら鑑賞する映画としては本当に最上の映画だとも言える。この種の映画にだいたい批評めいたものが本来必要なのかどうか、、。

ただ、カスター将軍、そして偉大なリンカーンを見るにつけてもアメリカが今いかに自分に自信をつけたがっているか、それは痛いように感じられる。これも娯楽映画とはいえ映画の持つ時代性といえるのだろう。

エイミー・アダムズは正統派女優の美貌でどこから眺めても美しい。逆に現代では映える。