コメンテータ
ランキング
HELP

[コメント] クララ・シューマン 愛の協奏曲(2008/独=仏=ハンガリー)

ズドン!と撃ち抜かれる話ではないが、じわじわっと沁みこむ。そんな映画。欲を言えば、もっともっと音楽を。
プロキオン14

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







とはいっても、そんなにクラシック音楽に詳しくない私にとって、聴いてすぐに判ったのは『ハンガリー舞曲』ぐらい。『敬愛なるベートーベン』の中での「第九」の演奏に10分ぐらいかけたのと比べると、もっともっと「音楽」で心を揺さぶって欲しいとは思う。

どちらかといえば「シューマン×クララ×ブラームス」の3人の関係を主題に置いたので、そっちで観るものに訴えてはいたと思う。そして、三人の主役俳優たちは、それを上手く演じていたと思います。

ところで、この「三角関係」は実は結構有名な話みたいだったんですね。それに関しては、色々な見方があるらしく、今作はその一つというところか。あとロベルトの病は中耳炎だとかではなく、若い頃に娼婦からうつされた「梅毒」であったという話も有り(ウィキからです)、事実は映画より奇なり、かな。

そういえば、ボンの医者の「治療」はあれはどうなの?

(評価:★4)

投票

このコメントを気に入った人達 (0 人)投票はまだありません

コメンテータ(コメントを公開している登録ユーザ)は他の人のコメントに投票ができます。なお、自分のものには投票できません。