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[コメント] パンドラの匣(2009/日)
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★4「やっとるか」「やっとるぞ」「頑張れよ」「よしきた!」な映画。太宰にしては映画にしてもその雰囲気がきちんと残ってる。微妙にスレ違う男女の四角関係が面白い。布団部屋では綾波レイかと思ったぞ、仲里依紗。彼女の「ひばりのいじわる」はイイッ! (IN4MATION)[投票]
★3雰囲気と言葉遣いがよろしい。ただ文学なんてもの、よくわかりませんね。興味無いのがよくわかった。 (Ryu-Zen)[投票]
★3「やっとるかぁ」「やっとるぞぉ」というかけあいがいいね。 [review] (chokobo)[投票(2)]
★4戦後映画パロディ調の演出や武満徹風の劇伴音楽が鼻に付くものの、楽しんで「やってる」感じは観ている側にも伝染し、やがてサナトリウムが学園空間に見えてくる。 [review] (立秋)[投票]
★5誰もが知っている文学史上の作家の作品を、たとえそれが代表作ではないにしろ、原作に対峙する(いや、僕もそうだが人によってはそれ以上と感じる)レベルで映画化できたことに素直に賞賛の意を表したい。しかも太宰だ!  [review] (ロープブレーク)[投票(2)]
★3かなり原作のイメージを崩さずに映像化した印象を受けました。 [review] (TM(H19.1加入))[投票]
★4ああ、太宰だ。この文学臭漂う雰囲気、めっちゃ好き。 (赤い戦車)[投票]
★3雰囲気映画。それでもなんとか最後まで観れたのは川上未映子の不細工ながらも(綺麗や美人といわれる理由がよくわからない)それ相応の色気を出している姿と、仲里依紗の可憐な姿を観たかったからだと思う。 (モロッコ)[投票]
★3いわゆる「北の国から」症候群にかかっている。ぼんやりしたストーリーでも、切々としたナレーションをつければそれなりに見えるという。まぁ、これは原作からしてぼんやりしているから、仕方ないか。 [review] (ツベルクリン)[投票]
★4「生きてみようじゃん。まあ意味なんて無いんだけどな」…戦後スノッブの誕生。そして成長。 [review] (SOAP)[投票(3)]
★4本来、青春とは可能性と不安と焦燥の狭間を生きること。「戦時」に「結核」という二重の死の運命を背負い、存在価値も未来もなくした頭でっかちの役立たず男が、終戦を契機に、これまた華やぐ女たちのなか、あたりまえの青春を取り戻していくさまがみずみずしい。 (ぽんしゅう)[投票]
★4気障と洒脱のギリギリ境界で均衡する日本映画で希な粋。困難とも言える台詞が浮かないのはキャスティングの妙ゆえであり、川上未映子の放つ関西弁の文学臭は肝だ。リリカルだが一歩退いた視座はアーヴィング的でさえある。中盤のダレが惜しい。 (けにろん)[投票(2)]
★4敗戦直後のサナトリウム(古い言葉だ)。当時は薬もそれほどないのだろう、映像で見るように体力のみで治療していたような雰囲気だ。恐らく資産家でないとこういう療養所には入れなかったのだろう。優雅な療養生活である。 [review] (セント)[投票]
★4竹さん(川上未映子)の、地に足のついた貫禄と、神秘的な不安定さという相反する魅力の両立と、マア坊(仲里依紗)の、天真爛漫であるが故の扇情性。道場の面々は、年齢性格様々なれど、不確定な死を一様に抱えることによる連帯感を感じさせる。 [review] (煽尼采)[投票(2)]
★4自主制作時代から一貫してゴダール由来と安直に片づけておくことのできない独創的な音作りを行ってきた冨永にとって、ヴォイスオーバー使い放題の書簡体小説は原作にうってつけだったろう。『パビリオン山椒魚』で取り組んだ「新しくなる」というテーマを小説が持っていたことも彼を惹きつけた要因に違いない。 [review] (3819695)[投票(4)]
★4これこれ!私の抱く太宰感満載。まったくもって個人的な感想だけど、懐かしくって楽しい。 [review] (ペペロンチーノ)[投票(3)]