[コメント] カイジ 人生逆転ゲーム(2009/日)
映画を見終った人むけのレビューです。
これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。
原作のネタバレはしないように書きます。
原作との相違点
●カイジが二枚目
●遠藤が美女(原作ではおっさん)
●限定じゃんけんはあんなに短い勝負ではない。もっと複雑な心理戦
●Eカードもルールが違う
などなど、違いをあげたらきりがなく、かといって、原作に忠実に作ったら、とても2時間では終わらないわ、限定じゃんけんの心理戦は複雑怪奇で、マンガのように「読み直し」ができない映画では、とても理解できないわ、と、もともと原作通りに作るのは無理があったと思われます。
そんな原作から、美味しいところだけチョイスして、非常に分かりやすく、ハラハラドキドキ感は残し、中だるみのない、最初から最後まで面白い映画に仕上げてくれて、原作ファンの私も大満足できました。
どなたかが書いてらっしゃいましたが、藤原竜也君の顔が・・鼻がだんだん尖って、髪もマンガのようなボサボサ髪に見えてきましたよ。
さらに利根川(香川照之)と遠藤(天海祐希)が昔、恋人だった?みたいな設定にも、どきどき。
さらにさらに、一番驚かされたのは、ラストのEカードの勝因が限定じゃんけんの船井(山本太郎)との勝負につながってたなんて・・・!
(原作のネタバレにもなるので曖昧な書き方しましたけど)
お釈迦さまも、神・福本伸行先生も思いつかなかったに違いない!!!
兵藤( 佐藤慶)の嫌らしさをもっと書いてほしかったな〜とか、利根川(香川照之)の土下座が見たかった、とか不満もありますが、時間の制約もあるし、仕方ないですね。
次回作があるなら、ぜひ、もう一度地下に落ちたカイジ(藤原竜也)と、大槻班長 (松尾スズキ)のチンチロリン勝負をみたいです!
そして大槻 (松尾スズキ)の腰ぎんちゃくはKABA.ちゃん ではなくてデカレッドの載寧龍二くんですから。(KABA.ちゃん がおねぇ言葉をやめたのかと思って見ちゃったよ〜)
(2009/11/9 劇場で鑑賞)
《追記》 石田ファンの私は、原作・アニメ・この映画と3回、鉄骨渡りのシーンで泣きました。 光石研さん最高でした。
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