[コメント] ぼんち(1960/日)
若干黒い十人弱の女。若尾文子越路吹雪京マチ子が浴場でキャキャ云っている景色に遭遇するに及べば市川雷蔵であれ誰であれ欲情さえ遥か彼方に遠ざかり悟りの境地に至るのも至って理である。ナンダカンダで商才も甲斐性も持ち合わせた市川は駄目人間失格だが、空襲後の展開のスイング感に感服する。面白い。
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