[コメント] 当りや大将(1962/日) - 更新順 (1/1) -
序盤からラストまで、なぜか「雪の降る街に〜」というワンフレーズが何度も唄われる映画。ホルモン鍋屋のオバハン−轟夕起子から、タイトルロールの大将−長門裕之に唄い継がれる。 [review] (ゑぎ) | [投票] | |
『少年』の先駆作。全盛期の釜ヶ崎(人口密度7万人/キロ平米!)を丁寧に記録しており、神無き本邦の倫理を歌いあげる新藤の力業に感服させられる。歌詞間違え続ける轟夕起子の歌は呪文のようだ。墓場の鬼太郎そっくりの頭師佳孝も素晴らしすぎる。 (寒山拾得) | [投票] | |
舞台となる釜ヶ崎の猥雑なムードや、長門裕之の台詞回しが生み出すグルーヴ感も楽しいが、何と言っても凄いのは、映画のトーンを一瞬で一変させてしまう轟夕起子の怪演だ。この精神的パニック描写の凄味は半端じゃない。 [review] (太陽と戦慄) | [投票(1)] |