コメンテータ
ランキング
HELP

[コメント] アイアン・ホース(1924/米)
- 更新順 (1/1) -

★4大西部の空間表現の見事さ。ドラマパートでの役者の見事な表現力と、それを引き出す(現代から見れば古風な)演出。先住民に襲われる場面は充分恐怖を表現しつつ、しかし敵を人間として見ている視点を感じる。勿論、現代から見れば充分ではないが。☆4.7点。 (死ぬまでシネマ)[投票]
★4フォードらしい構築力を感じさせる叙事的なシーンと叙情的なシーンを緻密に構成した傑作サイレント映画だ。フォード29歳の作品だが、後の騎兵隊三部作や『静かなる男』のコメディパートを遥かに予期することができる。既にフォードらしい喜劇的資質が開花していることを確認する。 [review] (ゑぎ)[投票(2)]
★4アメリカの歴史そのものを描いているので当然なのだが、米映画らしい米無声映画だ。新人監督ジョン・フォード、時に29歳。佳い画が撮れた。また細かい描写が心にくい。 [review] (KEI)[投票(2)]
★5この映画はアメリカ文化史の貴重な資産であり続けるだろう。鉄道事業の完遂と、父親を殺された男の復讐劇と可憐な男女の恋が相互にモチーフを刺激しあってクライマックスに至る劇作術の巧みさと、跳ねるように進み行く画面の運動感の豊かさに言葉を失う。 (ジェリー)[投票(2)]
★5どこかで観たような懐かしさ溢れる画の数々から、この映画がどれほど模倣され、後の世にどれほどの影響を与えたかを思い知ることができる。特撮などない時代にこれだけのスケールの映画を撮ることは、それこそ大陸横断鉄道を建設するくらいの労力を要したことだろう。 [review] (ナム太郎)[投票(1)]
★4終盤の牛が暴れる辺りや、インディアン襲撃で土煙が舞うとか、幻想的な感じがしたり。 その後の遅い列車の移動、これが速いと感傷的になれるかな。 父の死が画面に写らないなら、それが原因による戦いの結末も写らない方が好きかな。 (モノリス砥石)[投票]
★5アメリカ大陸横断鉄道がどうやってつながったかがわかる。しかも、馬面のヒーローが拝める。 (alexandre)[投票]
★3映画が可能性とパワーに溢れていた時代に、アメリカの最も可能性とパワーに溢れていた時代を描く。これこそが映画だ。 [review] (甘崎庵)[投票]
★3飽きずに観させてくれていて、当時としては大作の部類に入るに違いない。 (タモリ)[投票]
★3国民の創生』がKKKはじめて物語なら、こちらは大陸横断鉄道はじめて物語かな。ぼくたち人間の心をつなぐ、黄金のピンはないのか? (黒魔羅)[投票]