[コメント] 肉弾鬼中隊(1934/米)
状況説明を徹底的に節約した映画ゆえにシンプルで面白い。肉体の渇きや人生観、宗教問答など感情の動因だけはふんだんに盛り込まれ、説明が映画を蝕むことがない。そこにないものを空想して楽しんでいる俳優達の演技には、突飛ながら柳家小さんの『時蕎麦』にも似た芸能の原点を感じさせる。
(ジェリー)
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