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[コメント] アバター(2009/米)

3Dはまだまだ技術的に未発達ではないか?
疑話

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







ストーリーは極めて王道と言える。異世界で主人公が神のお告げで勇者に選ばれる。大事なのは異世界という部分だ。異世界=新たなる映画体験だと思う。人類vs異世界の構造もつまりは既存の映画vs新たなる映画ではないだろうか? 異世界が人類をやっつけて、主人公は異世界の住人となる。つまり、これからは3Dの時代だという意気込みを表しているのだろう。

しかし、現実はそううまくはいっていないようだ。私は3D技術に対するいくつもの不満を感じた。スクリーンの端で3Dが途切れる違和感、光の量が半分以下になるため低コントラスト、3D映像を楽しみながら字幕を読むのは疲れる、そして最大の問題は、フレームレート。そもそも映画が24fpsであることは不満だが、3Dになることでその弊害が顕著になったように感じられた。動きが激しいと、良く見えないのだ。

3D映画は前途多難であるようだ。

(評価:★4)

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このコメントを気に入った人達 (2 人)G31[*] おーい粗茶[*]

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