[コメント] モホークの太鼓(1939/米)
ジョン・キャラダインの扱いをはじめとする物語上の大胆すぎる省略が不満だが、美しい大地や自然の風景を惜しげもなく繰り出すジョン・フォード演出は、これが初の色彩映画とは思えない素晴らしさだ。
これほど素晴らしい色彩映画が、当時は白黒に焼き直されて輸入・公開されたなどというエピソードも、今だから笑って済ませられるものなのだろう。
役者ではエドナ・メイ・オリヴァーの存在感が全てを圧倒する。大胆なキスシーンのあと、亭主のほうが濃厚だったなどと言ってのける彼女には大笑いしてしまった。
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