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[コメント] 機動戦士ガンダムUC episode1 ユニコーンの日(2010/日)

バナージの横でチラチラしているミコットは可愛いなぁ。フサフサとした天然パーマなんて最近私生活でも全然見ないし新鮮に感じるんだよな。あといかにもガンダムシリーズに出てきそうなキャラクターぽくていい。
ギスジ

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







この作品で、サブキャラとも言えない「名も無き兵士が」が、「バタバタ」とファンネル付きのMSにやられるシーンがあるんですが、死んでいくパイロットにも制作側の「愛情」が感じられて好きです。爆風一発で簡単に死ぬんじゃなくて、足がやられ下半身が使えなくなり、それでも抵抗し最後は個体が爆発し宇宙のゴミになっていくという。なんとも手間暇掛けた戦闘シーンを見せられると「素晴らしい!」と思ってしまいます。

その中でもジュガン3機と袖つきと呼ばれるMSとのバトルは大変興奮しました。その中でスタークジュガンと呼ばれるMSは、袖付きのファンネルに対向したような武器を色々搭載していて、スタークジュガンに乗ってるパイロットの操作する指使いが出るんですが、「パパパッ」と素早い操作でミサイルを発射すると、弾が拡散した感じになりファンネル付きのMSと互角の戦いを繰り広げるんです。まぁ最後はやられるんですが、見事な戦闘シーンで興奮しました。この個体はなぜか爆発しないのもリアルでいいですね。

1話のみの感想なので何とも言えないですが、主人公のバナージは普通の学生なんですが、ニュータイプ特有の直感やら感覚を持っていて、偶然ではなく必然と金髪のオードリーに出逢い「戦争を止めるのを手伝ってほしい」と頼まれるんですが、なんだかんだ導かれるように、最新鋭のMSに載り戦争に参加していくという、毎度のお決まりのパターンでちょっと肩すかしでしたが、まぁあれがガンダムシリーズでは欠かせない展開なんでしょうね。

それにしても今回の主人公バナージは、前作で主人公だったカミーユやアムロと違いなんか草食系なんですよ。偉そうな長官らしき人に「帰れ!」と言われると、なんとか抵抗はするんですが、泣きべそかいて帰ってしまいます。偉そうな大人が子供に「帰れ!」と言われれば、そりゃ怖くて帰ると思うんですが、アムロやカミーユはそんな事ではひるまないハングリーさはありますね。特にカミーユなんかは、軍隊でも精鋭部隊の連中と喧嘩するほど気性の荒い奴だったんですよ。日頃から親や社会に沸々としている奴らだからこそ、大人に混じって戦争出来たりするんだと思ったりするんですが、今回のバナージは大丈夫でしょうか?色々大人にまみれて大変だとは思いますが、頑張って一人前のパイロットに育って欲しいと思います。個人的に点数は3なんですが、作画レベルも高いしキャラデザインも素晴らしく、一人一人個性的に出来ていてディテールはビンビン感じるんですよ。そしてあれだけ素晴らしい戦闘シーンを見せられると当然「続きを見たい!」と思います。

(評価:★3)

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