ありがちなストーリーだと思っていたが、嬉しい誤算は宮崎あおい。キャラクター的にいまいちピンとこなかったが、ラストシーンは思っていたよりもインパクトが残った。ただ、あそこまでの思いをこめた最後のシーンだったはずなのになんで通して歌うシーンを映さなかったのか。あそこにこそ宮崎あおいの表情やら感情を全面に出すべきではないのか。

そうはいってもとりあえずこの映画自体は好みじゃない。途中に挿入される語りとかを痛く感じてしまうあたり、自分も若くないのだな、と思った。