[コメント] 書道ガールズ!! わたしたちの甲子園(2010/日)
ツッコんだら負け?負け、というか鑑賞の対象者が若者でなく(そのボケが分かる)年寄りなんでしょうね…。 何のことかは映画をご覧になってください(というほどのネタでもないんですが)。
映画自体が元ネタになった書道イベントの魅力に負けちゃってるんですよ。もう映画がその追体験でしかない。プラスアルファの要素を加えてみたもののぜんぜん活きてない。部員役の若手女優さんたちは、がんばったに違いない。違いないんですけど、映画として小粒にしか見えない。しかもピリリともしない。絵作りもパッとしない、脚本もパッとしないです。「どこからも見える〜」のセリフは使い回しのし過ぎ。せっかくの風景とカメラがあるのだから他に表現の方法もあったはずです。彼女たちが半紙の上で表現したように。この手の映画にありがちなタイトルバックに被る撮影風景もちょっと作品のカラーに合わない感じでした。
「メディアで取り上げられたイベント+流行の部活紹介もの+泣ける出来事+女子校生」なんですが、みごとに抜けの悪い『フラガール』。あ、タイトルで匂わせてたんですか。知りませんでした。そう考えると、あちらはちゃんと作られてるな〜と思いました。
成海璃子は同じタイミングで上映されている『剣道シックスティーン』と似たようなキャラクターを作品のカラーに合わせ、ちょっと力を抜いて演じています。が、それが功を奏しているのかは微妙デス。山田明郷はいい役者さんだと思うけど、お父さん??おじいちゃん役の間違いじゃないの?とか、森●●オは年甲斐もなく若手女優を喰っちゃうのか?!とか、山下リオ ちゃんはかわいい!!けどゴニョゴニョ(『剣道シックスティーン』ぐらいの出番のほうが活きるのか)とか、ばっかり頭をよぎってました。…とか考える不惑近い5月春、はあ。。。若者目線に戻りてえなあッ、オイ!(またかよ)
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