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[コメント] 白衣の男(1951/英)
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★3奇天烈な実験装置が異音をたてながら実験室の片隅で永久作動を続けているが誰も何なのか知らない。その掴みは期待させるがそれだけだった。経済の理を展開に持ち込むお利口が作った喜劇だけに重くて弾け切れない。大風呂敷とハッタリとケレンが足りないのだ。 (けにろん)[投票(1)]
★3小規模な実験に成功したアレック・ギネスが、雨の夜、社長のセシル・パーカーの邸宅を訪れる場面は最高に可笑しい。執事とのやりとり、社長令嬢でヒロインのジョーン・グリーンウッドと社長本人も出て来た後、とんでもないドタバタに発展する。 [review] (ゑぎ)[投票(1)]
★4「究極の発明は産業の首を絞める」という命題を無条件に真とすることはできないので諷刺の精度を過度に評価することもできないが、そこで「労使の結託」をフィーチュアしてみせるシニカルなユーモアは英国映画らしい。と云ってもマッケンドリックは(イーリングには雇われていただけで)米国人なんだけど。 [review] (3819695)[投票(1)]