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[コメント] わたしの凡てを(1954/日)
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★3ガード下から、森の中から、踏み切りの向うから「偶然」がやってくる。主役の会話に突然割って入る脇役たち。その一人に「あなたは偶然を信じますか」などと自嘲的に語らせ、メロドラマを撹乱する市川崑のいたずら心。伊東絹子を喰いまくる有馬稲子の凄まじさ。 [review] (ぽんしゅう)[投票]
★3早口の関西弁でまくしたてる有馬稲子が強烈な印象。プライドの高い女を見事に演じきってる。彼女が時折見せる刺すような視線が凄い。 (太陽と戦慄)[投票]