[コメント] キック・アス(2010/英=米)
ネタ元はやけに重そうだが軽い設定に変更したことでグロ楽しい映画になった。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
映画を見終った人むけのレビューです。
これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。
もう最初の物語の入り方からしてもてない男の子のオタ妄想→リア充物語なんだろうな、とは恐らく誰もが思ってしまう。空気というか匂いもまさにアメリカンハイスクールのダメダメ主人公のドラマだし。
だがこれは作る側の明らかなフェイクなわけで重心は途中から一気にビッグダディとヒットガールに移る。
正直言えば最後辺りは初期設定の主人公とヒロイン(彼女)はもう全然不必要なわけで30万ドルのあの武器やバズーカ砲はビッグダディにやって欲しかった。
物語の最初に出てきたダメ人間が人間的に成長するなんてのは脚本家が薄い内容の本編の尺を伸ばすためにやるテクってだけでこれだけのものを作れるんだったら別に焼死するのが主人公でも良かったわけですよ。(続編作るんだったら「実は生きていた!」でおk)
まあこういう話の流れの不満が出るくらいヒットガールがまさにヒットガールだったわけでビッグダディとのからみもホントに他のを圧倒的に喰っていた。これに対抗出来ていたのはプーチンみたいなマフィアのドンぐらいで他が軽すぎなんだよな。
(評価:
)投票
このコメントを気に入った人達 (1 人) | [*] |
コメンテータ(コメントを公開している登録ユーザ)は他の人のコメントに投票ができます。なお、自分のものには投票できません。