★4 | いっとき右派メディアが暴走した少年法批判。被害者遺族は「違法でも犯人殺してやる」と云わされるという事態が放置されていた。本作はあの悪夢への当然の批評であり、語るべきことが十全に語られている。 [review] (寒山拾得) | [投票] |
★3 | 時間経過の演出の下手さや、各章のタイトル部分の中学生のポエムじみた幼さ、あからさまな寓意が見てとれる箇所には鼻白むが、急がず各シーンを見せつつも変化に充ちたストーリーテリングで長尺をもたせる。だが手持ちカメラでリアルぶる撮影が鬱陶しい。 [review] (煽尼采) | [投票] |
★4 | やっぱり最後の1時間はいらないと思う。そして、全体をもう少しまとめて3時間の映画にしたら超傑作になっていたような・・・でも瀬々監督はそれをよしとしないのだろうな。 [review] (minus-zero) | [投票] |
★2 | 長い話がやりたいのなら「真景累ヶ淵」でも完全映画化すればいい。努力とファイナンス能力は大いに買うが、だからといって作品が良いわけではないのである。 [review] (Master) | [投票] |
★4 | 例の山口県光市で妻子を殺された真面目そうな青年を今でもみんな覚えている。でも僕はあまり見ないことにしていた。彼の「犯人が出てきたら私が殺します。」といった言葉がどうも強烈で、 [review] (セント) | [投票(2)] |
★3 | 海島(村上)やトモキ(長谷川)の「絶望」や「憎しみ」が形而下で語られる前半は圧倒的にスリリングなのだが、ミツオ (忍成)と響子(山崎ハコ)の物語を経て、復讐譚あたりで息切れし、サト(寉岡)をお決りの形而上的無責任さに逃げ込ませたのには拍子抜け。 [review] (ぽんしゅう) | [投票] |