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[コメント] 浮雲(1955/日)

ダメダメ男、唄うは「男根のブルース」
ボイス母

やるせない救いのナイ話に、コレだけの説得力を持たせるのは名演+演出力の底力か? 高峰秀子が儚く美しく見えた(初めて)

勝手な「下半身男」の「ワガママなひとり節」(?)が、当時の時代的風潮(終戦直後)と相まって、行方のしれない二人のココロの行く末を導いてゆく(気がする)

当時のフェミニズムの限界と一生懸命さが伝わる。

(評価:★4)

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