[コメント] スリーデイズ(2010/米)
緊張感が途切れない。それでいて、日常の中にある一瞬の静寂を忘れない演出。説明的になりすぎない。それでいて、「今、何が起こっているか」が誰の目にも明白なストーリーテリング。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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間違いなく、傑作でしょ、これは。
ポール・ハギス監督は、『クラッシュ』『告発のとき』で「否応なく、状況に決定される人間の生き様」を描いてきたと思う。けれど、この作品では「置かれた状況の中で、どう生きるか、何を手にするか、その選択権は常に自分にある」という、普遍的で、ポジティブなメッセージにチャレンジしている。もちろん、その言及に見事に成功している。
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