[コメント] ピザボーイ 史上最凶のご注文(2011/独=カナダ=米)
コメディ映画の悪役にしては、あまりにも常軌を逸しているので、テンポのいいクライムコメディのストーリー展開とのバランスが取れていない。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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宝くじを当てた父親の賞金を横取りするために、殺害を企てる男2人組みの殺し屋を雇う報酬を調達するために、爆弾付きベストを着せられ強盗を強要されるピザ配達人のクライムアクション・コメディ。
この映画で、父親の殺害計画のために殺し屋を雇う資金の調達を主人公に強要させる悪役の2人組みのキャラが、殺害動機も言語道断だし、自分たちの手を汚さずに他人に任せて犯罪を遂行しようとする時の自分本位な性格ぶりも異常さが際立って、コメディ映画の体裁をとってはいるが、正直、あまり笑えない。
コメディ映画の悪役にしては、あまりにも常軌を逸しているので、テンポのいいクライムコメディのストーリー展開とのバランスが取れていない。
それと、ドウェインとトラヴィスに雇われた殺し屋の男がニックから強盗で入手した金を報酬としてもらい受けるシーンでトラブルが発生し銃撃になるシーンは、殺し屋の仲間の女性は2人から計画の大体の詳細は聞いているはずなのに、仲間の殺し屋と一緒になってニックを襲撃しているのは不自然な気がした。
ただ、テンポは非常にいいので、爆弾を着けられたニックが無事に生還できるのかを楽しみながらは見れた。
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