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[コメント] わが母の記(2012/日)
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★4湯ヶ島、世田谷、軽井沢…入念な考証に基づき昭和の風景と文化をしっとりと画面に定着させる一方、女性に囲まれた華やかな一族はアメリカのシット・コメディばりの軽妙な台詞の応酬でリズムを作り、 [review] (緑雨)[投票(3)]
★3原田眞人の演出は冒頭の食事シーンの食器の動かし方を見てもわかるように、普通に撮れば退屈になるような日常場面にもアクションを盛り込んでいて一つ一つの場面は面白い。しかしカットの繋ぎ方は随分おざなりなように感じる。役所広司樹木希林の最初の会話シーンの切り返しにおいてイマジナリーラインを越えているのもただ単に編集が失敗しただけなようにも思えてしまう。 [review] (Sigenoriyuki)[投票]
★3役者がいい、原作はいい、脚本はいい、撮影もいい、と1つ1つ見ていくと皆いいのですが、何か面白くない。とまでは言わないが、作品に引き込まれて我を忘れるということがなかった。変な表現だが、出来過ぎ・・・ているのかもしれない。 (KEI)[投票]
★4異様なまでの樹木希林の怪演。こりゃ女優賞取るわ。役所広司も上手いよ。頑固だけど愛嬌もある売れっ子作家を上手く演じてる。 (USIU)[投票]
★4隅々まで神経の行き届いた端正な画面。この端正さは、ちょっと比類ない。映画って、これだけで案外観られるものなのか。 [review] (G31)[投票(1)]
★3母と息子の話なのかと思いきや、母を見つめる息子とそれを見つめる息子の娘の話でした。☆3.3点。 [review] (死ぬまでシネマ)[投票]
★421世紀の日本においても、CGなどを使わずにこれ程の昭和的風景が再現できるのだという、その事実に嬉しくなる。原田眞人はかつて在りし日の日本映画を現在に甦らせようとしたのだろうか。 (赤い戦車)[投票]
★5モロ市川崑を連想させる冒頭。母と子の軋轢と融和を描くことを体裁として採っているが、寧ろ3代に渡る女系家族の数年間のクロニクルの緻密な状況描写にこそ興味があるらしいのも市川的だ。カメラアングルの切り方のセンスは随所で超絶に格好いい。 (けにろん)[投票(4)]
★3ドラマ的にはいい気な大文豪の露悪物語だが、樹木・役所・宮崎の三代の好演が際立つとともに、それを仕切る原田眞人の意外な演出力アップが退屈をもたらさない快編に仕上げている。認知症老人の「愛情」をむりやり認識させる陰鬱で冗長な叙述を、ジメジメしたものにしなかった孫娘たちの自然な快活さこそを、この映画の宝と認めて加点する。 (水那岐)[投票(3)]
★4テレビドラマに続く井上靖原作物を手がけた原田眞人。なんだ?新境地なのか? [review] (ペペロンチーノ)[投票(4)]
★4冒頭は小津の『浮草』のあの激しい雨のシーン(これはラストでシンメトリー化する)。唐突なベルイマンの『処女の泉』(話だけだが)といい、原田眞人はこの映画を何かオマージュっぽく集大成化しようとしているように見える。 [review] (セント)[投票(4)]
★4役所、宮崎らのつつしみ深い好演と芦沢明子の陰影にあふれた撮影により、親子の葛藤が大仰にではなく日々の表層に滲む感情の機微として伝わってくる。久しく見かけなかった昭和の気品が薫る家族劇だ。特に樹木希林の老いの我執には温もりが漂い胸を打つ。 (ぽんしゅう)[投票]