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[コメント] わが母の記(2012/日)

母と息子の話なのかと思いきや、母を見つめる息子とそれを見つめる息子の娘の話でした。☆3.3点。
死ぬまでシネマ

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







誰にでも母が居て、母への追慕があり…、と言う事であれば手堅い話ではある。

しかし樹木希林の壊れてゆくさま、役所広司のどうしても拭い切れない記憶、素直になれない自分、というものが、既に周りに溢れ自分の中にある「現実世界」を越えられなかった。クライマックスの映画的ファンタジーには(実世界になかなか無い分←徘徊老人を連れ戻すだけならよくある)乗せられてしまったけれど。

(評価:★3)

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