[コメント] ダーク・シャドウ(2012/米)
70年代のキッチュさと監督の色彩感覚がうまく噛み合っている。脚本の粗が目立つものの、画の力強さと役者のハマり具合が素晴らしい。コメディだけでなく、ゴシックホラーとしても十分成立する出来で、個人的に外れが続いていたティム・バートンでは久々の快作。女優陣それぞれに見せ場があるのも嬉しい。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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端折りまくったオープニングはそれだけで一本の映画が撮れそうな贅沢さだし、クロエちゃんの狼少女化はいくらなんでも伏線の一つぐらい張っておくべきだろう。銀の食器が無かったのが一応伏線か?
ヒッピーの連中を殺したのは映画の倫理的にやりすぎかと思うが、まあジョニー・デップだしええか。ともかく、エヴァ・グリーンの妖艶さとベラ・ヒースコートの儚しげな美しさを観るだけでも劇場に行く価値はある。
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