コメンテータ
ランキング
HELP

[コメント] ピアノマニア(2009/オーストリア=独)

ピアノの調律師のこだわりがすごい。ここまで来るともう完全に芸術ですね。それにしても名ピアニストがこれほど調律に負っているのかと知ってしまうと、少々これからCDを聴くのも恐くなりますね。
セント

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







ピアノは名器と調律次第で音はどうにでもなるということにもなる。

完全に僕は演奏技術とは何なのか、彼らの芸術そのものを疑っている自分に気づきます、、。おお恐。

でも、演奏家自身の耳に聞こえている音と観客が聴いている音とはかなりギャップがあるのではないでしょうか。演奏者のこだわりはやはりあっていいと思う。勿論、調律師のそれも。けれどそのこだわりはかなりのロスをもって僕たちに伝わってくるのではないか、そんな気がするのだ。

映画としては2時間まったく退屈しない。いいドキュメンタリーだ。

(評価:★4)

投票

このコメントを気に入った人達 (0 人)投票はまだありません

コメンテータ(コメントを公開している登録ユーザ)は他の人のコメントに投票ができます。なお、自分のものには投票できません。