[コメント] 悲しみのミルク(2009/ペルー=スペイン)
「馬鈴薯」という即物的で突拍子ない、可笑しみさえありそうな細部が抜き差しならぬ選択であるという逆転感覚がいい。ナターシャ・ブライエによる強力な固定撮影、さらに荒涼たる風景(砂地の披露宴!)と原色を恐れない色遣いが映画に個性と普遍性をもたらしている。「労働」の映画であるのも私好みだ。
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