[コメント] 傷だらけの栄光(1956/米)
これを見ずしてロッキーを語るなかれ。ピア・アンジェリが可愛い!
とは言っても、たいしてトレーニングをするわけでもないし、戦い方も最初から最後まで変わらないように見えるわけで、かなり大雑把な試合描写。
この頃はまだスローモーションがなかったのだろうか。試合がやや単調に思えてしまう。1回戦、2回戦と勝ち進む時に見せるフェードイン・アウトや、ロッキー自身の主観視点からパンチを打ち込まれるショットはオッと思わせてくれましたが。
編集技術に関しては『ロッキー』の完成度の高さ(何十年も後だから当たり前ですが)を認識しましたが、演技力に関してはポール・ニューマンの方に軍配が上りそうですね。
この映画の前半部のロッキーの手のつけられないほどのワルさといったら本当に憎たらしいぐらいで、スタローンがこれほどの演技ができたとは思えません。『ロッキー』でもそれほどワルという感じはしませんでしたから。
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