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[コメント] 桐島、部活やめるってよ(2012/日)
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★4本作における主役は「学校」。教室、廊下、部室、中庭、そして屋上といった何気ない場所や、服装や髪形による味付けも、それが「学校」であるがゆえに、視覚的に魅力あるツールとして機能する。目に見える大人の存在が、教師レベルにとどまって描かれるのもよい。 [review] (ナム太郎)[投票(3)]
★4桐島を巡る騒動の中で、そこから最も遠い所に居る神の子=神木君が躍動する。☆4.5点。 [review] (死ぬまでシネマ)[投票(2)]
★5好きなことに、真摯に向き合うことが道を開きます。 [review] (Ikkyū)[投票]
★4共学の高校とはかくも面倒なものなのか。男子校でモンキーどもと戯れる毎日で良かったさ。嗚呼! [review] (Soul Driver)[投票]
★5松岡茉優が上手い。助演女優取ってもおかしくなかった。橋本愛の方が何考えてるかわからない。女子4人は仲がいいというが、全く心を許してない様がよくわかる。この映画は神木隆之介演じる映画部の前田が主人公だと装ってるが、実際は野球部の幽霊部員たる東出昌大演じる宏樹だった。監督の意図なのだろう。(2016/12/YTB) [review] (USIU)[投票(3)]
★4吹奏楽部が奏でるのが「ローエングリン」なのだから、このクライマックスは『チャップリンの独裁者』だ。 [review] (寒山拾得)[投票(1)]
★5良かったわ、いろいろと。感想を下手に書いてしまうと、この映画とのかかわりが消えてしまいそうな気もするし、余りにいろいろな思いが出てきてまとまった感想にならない。非常に複雑な気持ちになる映画。 (サイモン64)[投票]
★4視線の送受信、誘導、放棄、不在。桐島の視線の不在。教室で窓の外を見る東出昌大と同じように窓外を見る大後寿々花。そのツーショットのカメラアイの時間と感情。神木隆之介が斜め後方の橋本愛の方を見るが、橋本は体をずらし、そのまた斜め後方の大後と目が合ってしまう、といった視線のコントロール。 [review] (ゑぎ)[投票(4)]
★5橋本愛が「*(ネタバレ)」観てたら、そりゃあ脳内全開で暴走するわ、の説得力。 [review] (ロープブレーク)[投票(3)]
★3青春群像劇ってか!! 文化系なめるなよ、と (二液混合)[投票]
★5どーも、桐島です。視点が変わればみんなが主人公。高校時代。世の中は自分中心に回ってるって思ってた。でも自分も誰か他の人の視点から見たら脇役だったり関わりも持たない無関係な人だったりしてたんだろうな。 [review] (IN4MATION)[投票]
★4この映画はホラー映画のパロディ映画なのかもしれない。だから、「ロメロだよ! そんぐらい見とけよ!」と叫ぶ。 2013年11月27日DVD鑑賞 [review] (ねこすけ)[投票(3)]
★4女子では山本美月の方がキレイだが、橋本愛が印象深い。それは演出もカメラも焦点が合っていたから―彼女を売リ出す為か。清水くるみは実力ありそう。現実のようでそうでないような奇妙な物語だが、高校生はギリギリ一杯で本当にリアルだった。 (KEI)[投票]
★4タイトルがどうもダメ(=近づきたくない)なんだが、観ると不思議とこのタイトルしかないね、という気にはなる。 [review] (G31)[投票]
★5田舎っぽさが巧い。高校生、こんなに複雑だったかなぁーとのんびり観てたけど、当時は自覚があったかもしれない。教室で大きな声で話したり笑ったりするのが、みんなできるわけじゃなくて特権だったこと。関節的な影響を軸にしていて面白かった。 (あちこ)[投票(1)]
★4文化系バンザイ! [review] (TM(H19.1加入))[投票]
★5生徒会オブザデッドを是非観たい。94/100 (たろ)[投票]
★5学校カーストの頂点を喪失することで音もなく崩れだすピラミッド。映画部の連中の生態などは青春映画ではあるが、何かもっと普遍的な動きをこの映画に感じた。桐島とはいわば天皇のことだ、とは監督談。 (まー)[投票(1)]
★5ロメロ、タランティーノ、8mmってのはどうみても40歳以上の映画好きを狙ったもので、現代の高校生が本当にそれらを気にいるのかはわからないけど、だけどそれだからいい歳したおじさんおばさんには受けたのだろうな。わたしもそのおじさんたちの一人に違いありません。 (minus-zero)[投票(1)]
★4見える?見えない? [review] (ちわわ)[投票(2)]
★4卒業式で涙を流す同級生を見て、バカにしているわけでもなく冷静に「青春だな〜」と思っていた私。恐らく高校時代に見ても感想は変わらないだろう。 [review] (カルヤ)[投票(3)]
★3評価高い作品ですが、そこまで面白いかなぁ。後半楽しみにしてましたが、それほどでもなく・・・。これが日本アカデミー賞ですか。 (takasi)[投票]
★4一生懸命でダサいことはちっともかっこ悪くないんだって、当事者は気づかないものだよなぁと、遠い目で青春を思うのだった。文化部、バンザイ! (もがみがわ)[投票(1)]
★5たかが部活、されど部活。 [review] (おーい粗茶)[投票(7)]
★4高校(しかも共学)という、社会ヒエラルキーがもっとも顕著に、直截的に発現する季節を、うまく描いていると思う。しかも帰宅部リア充、運動部リア充、映画部オタ、吹奏楽部、運動部熱血など、様々な視点を持つことで観客はどこかの視点には共感できる。良作。 [review] (kazya-f)[投票]
★4ほっといてくれよ。 [review] (らーふる当番)[投票]
★3映画としての構成は面白いとは思うものの、観てなくとも進まない物語に対して自分は楽しめなかった。青春の輝きを見ろと言われても同調できるキャラが一人もいなかったため、傍観者になるしかなかったわけだ。特に女子生徒は腹立たしい奴らばかり。今や邦画でしか観ることの出来ない世界観。軒並み高評価の本作だが、その優れた部分を見つけられなかった自分は「観客」という才能の欠如かも知れない。 (tkcrows)[投票(2)]
★4満点をあげられないのは、あまりにも自分のその時をリアルに思い起こさせるから。 擦り傷に唐辛子を塗られるような感覚の映画を久しぶりに見た。 [review] (代参の男)[投票]
★3いわゆる、多様な視点を切り口にした「時間軸の再構築」ムービーなわけだが、映画テクニック的にはあまり面白みや新鮮さはない。ただし、男子校だった吾輩にとっては、「(皆の羨望の的である)イケてる男女グループ」、という共学特有のヒエラルキーが興味深かったり、羨ましかったりで・・・。 (AONI)[投票(1)]
★5吹奏楽部部長の屋上からの視点に代表されるような視線の演出が繊細かつ立体的。ラストに向けて収斂していくそれぞれのエピソードなど描く世界観がこじんまりしているが、実に映画的な映画。 (すやすや)[投票(1)]
★5高校時代映画部側だった人にとって、劇中最もスッキリしたであろう場面は [review] (味噌漬の味)[投票(4)]
★5当事者はその一瞬を撮影できない。(原作読んで再鑑賞して評価を上げて追記しました) [review] (ペペロンチーノ)[投票(18)]
★5いやこのヒリヒリ感は本物でしょ。構成もうまいし役者もいい。 [review] (ぱーこ)[投票(2)]
★4突然の欠落が、多くの欠落を思い起こさせる、方程式のような物語を楽しめたのは、自分には欠落感さえないという貧しい現実が背景にあるかもしれない、なんて考えるのも悪くない。その先の希望を期待させてくれたから、青春映画なんだろう。構成のあざとさは不要。 (動物園のクマ)[投票(2)]
★3映画の話法を壊すことに挑戦しつつ、半径15m以内のリアリティを描き出すことにも成功している。巧い。こじんまりとまとまっちゃった感はあるけど。 [review] (緑雨)[投票(4)]
★4青春映画じゃなくてアンチでしょ。それを上手いこと昇華した。ゆえに素晴らしい [review] (HAL9000)[投票(1)]
★3え?! 高校時代冴えなかった彼が?!  [review] (のこのこ)[投票(1)]
★5面白いと聞いて見に行きましたが、予想と違いました。面白い映画ではなく泣ける映画でした。もう号泣してしまいました。 (stimpy)[投票]
★4本作の高校は視覚的記憶に加えて聴覚・嗅覚的記憶も呼び覚ます。具体的にいえば、放課後ブラバンの練習の音や運動部の掛け声が聞こえながら帰宅部が談笑してる風景は確かに「どこかで見た事がある」と、思わせるほどの力がある。 (赤い戦車)[投票(1)]
★4シネスコである。その長方形の長辺と短辺の長さの比は、観客が見つつある『桐島、部活やめるってよ』と劇中の映画部が八ミリカメラで撮りつつある『生徒会・オブ・ザ・デッド』の断絶を残酷に暴き立てている。いや、甚だしい差異が横たわっていたとしても、結局のところ同じ「映画」であると見るべきか。 [review] (3819695)[投票(5)]
★5青春の輝き、移ろい、光と影、不安、歓びそして哀しみ、すべてこの映画に詰まっている。17歳か、、、僕も随分年老いたけれどこの映画にすぐ同化できる出来。意外と老成した宏樹の表情は人生の哀しみまで感じ取るほどだ。震えるほどの傑作。 (セント)[投票(1)]
★5青春・オブ・ザ・デッド。 [review] (モロッコ)[投票(8)]
★4部活組と帰宅組と間で揺れ動く者の青春の悶々という超ミニマム命題が、素晴らしくシュアな技術と技法で解題されそうになるが、そういう閉じた空間を破り外世界を窺うにオタクどものゾンビごっこを持ち出した時点で退く。そんなもん屁のつっぱりにもならない。 (けにろん)[投票(4)]
★4全能とは憧れであり幻想だ。おそらく桐島の全能性も、周りの者たちが自身の不安や劣等感を紛らわすために、おのおのが勝手に理想男子の桐島に仮託した幻想にまみれていたのだろう。あやういパワーバランスに揺れながら自分を演じる日常。学校という牢獄の日々。 [review] (ぽんしゅう)[投票(5)]
★5橋本愛目当てに観に行ってその期待に十二分に応えてくれて、しかも思いもしなかった深い共感を呼び起こされた。こっ恥ずかしい言い方だが「青春映画の傑作」だと思う。『ひゃくはち』が良かったという人には文句なくオススメできる。 [review] (シーチキン)[投票(3)]
★3前半の凝った構成がよくできてて眼福でした。それはそれとて高校時代のこの感じ、本当に…… [review] (林田乃丞)[投票(9)]
★3桐島の不在により連鎖的に起こる騒動を時間軸や視点の入れ替えで見せる構成が面白い。映画部の神木隆之介の挙動が身に覚えがありすぎて笑った。 (パピヨン)[投票]
★4誰しもが誰かに共感できるのではないかと思う。僕?神木君とその友達に決まってんじゃんかよ!(以下、かなり荒れた感想になっております。引かずに笑っていただければ幸いです。) [review] (Master)[投票(9)]
★3少年期とは立ち止まれぬ激動の季節 前進せよ 「何者」かに成らんが為 変わりゆく運命の子らよ  (漫画「拳奴死闘伝セスタス」より引用) [review] (ペンクロフ)[投票(11)]