[コメント] コロンビアーナ(2011/米=仏)
アクションシーンはどれも面白い。良く出来ている。ヒロイン−カトレアを演じるゾーイ・サルダナは痩せ過ぎだが、この身体能力については納得性がある。9歳のカトレア−アマンドラ・ステンバーグも可憐でいい。
冒頭のコロンビアでのカトレアの逃走シーンが高低のある画面でいいのだ。だいたい、クレジットバックの首都ボゴタの風景が既にインパクト大だ。成人したカトレアの登場シーンも忘れがたい。『ガントレット』のイーストウッド登場シーンを強烈にしたような演出だ。カッコいい。続く、警察署内で収監されたターゲットの暗殺シーンも、さらに、サメの泳ぐプールのある豪邸でのシーンも良く考えられた場面の連打でアクション部分は緩まない。恋人との束の間のロマンスのシーンでテンションが落ちるきらいはあるが、クライマックスのアクションで盛り返す。しかし、このエンディング部分が特にそうだが、カトレアが強すぎる、という難はある。
実を云うとは、カトレアの叔父さんを演じるクリフ・カーティス目当てで見た、というところも私にはあり、彼がなかなか良い役であったことも嬉しい。
(評価:
)投票
このコメントを気に入った人達 (0 人) | 投票はまだありません |
コメンテータ(コメントを公開している登録ユーザ)は他の人のコメントに投票ができます。なお、自分のものには投票できません。