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[コメント] 病院坂の首縊りの家(1979/日)
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★4改めて観直して、きちっと創り込まれた作風に好感を持った。石坂演じる金田一作品としては、シリーズ最後のせいか、どこか寂びしけな金田一が印象的。この作品だけオープニングのロゴがいつものパターンじゃないのも興味深い。当時のアイドル、桜田が意外に熱演。 [review] (TOBBY)[投票(5)]
★4シリーズ中最も異色な点は、事件や犯人よりも金田一耕助本人に焦点が当たっていることにある(シリーズ中最も影が薄くとも) [review] (ペペロンチーノ)[投票(4)]
★4凄惨な殺人事件の数々に疲れ果てた金田一耕助、最後のあいさつ。哀しい。 (茅ヶ崎まゆ子)[投票(2)]
★4横溝さん!相変わらずおどろおどろしいタイトルですねぇ。佐久間良子の悲しい過去が暴かれるところとピーターの仏さんのシーンは、何故か忘れられない。 (大魔人)[投票(2)]
★4原作自体が多過ぎる登場人物によって破綻しているので、これは金田一耕助(石坂浩二)の送別会だと考えて良いのではないかと思います。横溝正史本人も楽しそうに出演。混迷の70年代に別れを告げ、時代は明るく軽やかな80年代へと続いて行きます。 (カレルレン)[投票(1)]
★4原作もまぁまぁで、映画もまぁまぁ。映画のほうが若干上か。ダラダラした感じがあり、もう少しメリハリをきかせたかった。 (KEI)[投票(1)]
★4現実味が崩れている。 [review] (t3b)[投票(1)]
★4人間関係を理解するのは複雑・難解。弥生の境遇は余りにも哀れ過ぎる。 (紅麗)[投票(1)]
★4市川監督もこの頃には息切れ気味。佐久間良子桜田淳子小林昭二がそれをカバーしている。佐久間の役は当初、山本富士子にやらせようとしたとか。 (直人)[投票(1)]
★4私はよく覚えていないが、TVで見ている途中家族に話し掛けたら「黙れ」と怒られた。そういう作品です。でも、やっぱ、結構面白かったかなぁ……。 (ミュージカラー★梨音令嬢)[投票(1)]
★4複雑すぎて映画的処理不能な背景など、佐久間良子桜田淳子の勢いにまかせて適当にお茶を濁して、男によって被虐的境遇におとしめられた女たちと、母を思う男たちの物語にしてしまったのは正解。お馴染みとはいえ脅迫電話4連発の崑カットは度肝を抜く。 (ぽんしゅう)[投票]
★4さすがにややこしい人間関係、でも最後のあのシーンがあれば全て許せる。 [review] (あき♪)[投票]
★4痩せている頃の佐久間良子が美しい。小林昭二、一世一代の芝居が泣かせる。 [review] (3WA.C)[投票]
★4ラストの映像美に4点 (波郷)[投票]
★3石坂金田一の第5弾。『犬神家の一族』に比べると、緊張の糸が切れっぱなし。料理しようのない原作も悪いが、複雑な人間関係を分かれというのがどだいムリな話。そんな中で桜田淳子は健闘したと思う。岡本信人と草刈正雄のじゃれ合いも笑った。 [review] (木魚のおと)[投票(4)]
★3小品。なんだけど、キャラだけは無茶苦茶立ってるんだよね。それに免じて+★1。 [review] (甘崎庵)[投票(3)]
★3相変わらず殺人現場は不気味ですが、人間関係が全っ然掴めません。途中草刈正雄が説明するも余計に判りません。所々のギャグは好きです。 (Cadetsファン改めジンガリーLove)[投票(2)]
★3シリーズとして観ると、かなりテンション低めですが、これ単独で考えると、わりといい出来ではないでしょうか?とくに、最後の方の弥生の独白シーンは、印象深いです。 (Shrewd Fellow)[投票(2)]
★3一連の横溝作品の中では、最もインパクトに欠ける作品。力がなく、つかみ所がないだけに、逆に、滅びゆく物悲しさ、寂しさといったものは、うまく出せているのかもしれないし、そういう意味では見るべきところもあると思う。しかし、人物関係が、ややこしくて、映画を見ただけでは、よっぽど頭いい人じゃないと理解できないよ。横溝作品の特徴ではあるのだけれど。 (ことは)[投票(1)]
★3シリーズ中いちばん金田一耕助の印象が薄い。いつもそうだけど今回はとりわけ「でくの坊」。しかし、原作をこんなに変えてしまっていいのでしょうか・・・。殺人の動機が全く伝わらない。 (worianne)[投票(1)]
★3横溝自身も反省するほどの人間関係の複雑さは如何ともしがたいが、先入観に捉われず金田一をも脇役として見るとシリーズの集大成的な細部の描写が楽しめる。その意味での本作の主役は「金田一耕助シリーズ」そのものと言ってもよいのではないかと思う。 (ナム太郎)[投票]
★3まず何より一つ、中井貴恵の役は絶対に坂口良子がやった方が良かった。いややるべきだった。むしろやるはずだった。あと桜田淳子の役とか佐久間良子の役とかも坂口良子がやれば良かった。何で最後なのにいないんだよ! [review] (Myurakz)[投票]
★3人間関係が複雑な割りにオドロオドロしい情念の奥行きを今回はあまり感じない。草刈正雄の飄々とした似非探偵ぶりは良かったし、涼をとるには生首風鈴がおすすめだというのはよくわかった。このシリーズは個人的に謎解きよりもキャストや舞台が魅力的。 (クワドラAS)[投票]
★3市川崑だから許せる映画とも言える。 [review] (chokobo)[投票]
★3筋とは関係なく,桜田淳子とピーターの雰囲気が何となく怖い。 (ワトニイ)[投票]
★2前作『女王蜂』で最早息切れした感があったため、そこで終わらせておけばよかったといまさらながら思う。草刈正雄の今からすると意外なコミカル演技は得点だが、片手に人物相関図でも持ってなけりゃ理解できない映画ってものを認める気にはなれない。小説と映画は別物なのだからもっと登場人物を削るなりして簡素化すべき。 (モモ★ラッチ)[投票(1)]
★2市川昆の金田一作品のなかで二番目にだめ。でも佐久間久子のラスト好き、あわれ。しかし入江たか子の二役はいけません。あんな二十代(もしかしたら十代)はいません。でもそれがカルトかも。 (入江たか男)[投票(1)]
★2怖いよ!・・・タイトルが。物語は病院坂をだだすべり。 (はしぼそがらす)[投票]
★2題名だけにそそられたのみ。 (WaitDestiny)[投票]
★1巨匠には撮るべきでなかった映画というのが、必ず2、3本あるが、市川崑作品群の中でこれがそれにあたる。ユーモアがぬるく、謎解きがだらだらと長く、カッティングが冴えず、役者演技も引き締まらない。 桜田淳子のみが唯一可能性を感じる。 (ジェリー)[投票]