★3 | 巨大な人災の中で。☆3.7点。 [review] (死ぬまでシネマ) | [投票] |
★4 | 言葉も情報も意味と力を破壊されたあの時、言葉はあらゆる目的のために再構築された。希望を謳う言葉を疑い、憎みながら縋らざるを得ない弱さを抱きしめ、言葉の無力に苛まれながら、それでも園子温は「希望は嘘をつくことがあるが、絶望は嘘をつかない。希望はそこから始めなければならない」と言い切った。言葉の人としての、血を吐くような吐露と思う。万人向けの解ではない。それでいい、それがいいと思う。 [review] (DSCH) | [投票(3)] |
★3 | 監督の「作らざるを得ない」という思いは伝わる。だが、タイトルこれで良いのか? (甘崎庵) | [投票] |
★4 | なんでフクシマ後の話にしたのだろう。村上淳の芝居は大げさ過ぎたが、監督の嫁さんの芝居はかなりよかった。大谷直子の役名智恵子は智恵子抄から来てるのかなあ。(2014・03・04/AKMYC) (USIU) | [投票] |
★5 | あの時のリアルを真空パックし、日常に戻ったつもりの観客を当時に連れ戻す力を持っている。 [review] (寒山拾得) | [投票(3)] |
★4 | 福島のエピソードをちりばめ、結局政府の対応はその後も変わらないこと、そして、人がその土地で生き続けることにこだわる理由を浮き彫りにする。緊張感を持って最後まで観られた (二液混合) | [投票] |
★2 | 監督自身が絶望してどうするっっっ!!! [review] (IN4MATION) | [投票(1)] |
★3 | この切り口で映画を撮られたということが非常に意義あることだと思いますが、福島の後ということなら、地震直後の住民の反応や政府の対応がありえなすぎて、全く現実感が無い。その違和感が消えないままストーリーが進んでしまった。 (なかちょ) | [投票] |
★2 | 「希望」が感じられなかった。 (アリ探し) | [投票] |
★2 | 強いて言うなら、今の日本の一面を体現した(描写した、ではなく)映画ではあるのだろう。 [review] (G31) | [投票(1)] |
★3 | この作品での原発事故に対する政府・マスコミの応対やそれを見た街の人々の反応の描写は、現実に福島の原発事故の報道の過程を見ている立場から見ると、原発事故に対する怒りの声とか、政府への抗議活動のような描写が無い分、現実感に乏しい印象で、せっかく被災した人々にふりかかる非情な現実の描き方に卓越したものがあるのに、その深刻さがあまり伝わらなかったのが残念。 [review] (わっこ) | [投票(3)] |
★2 | 観客が心情的に泣くのは分かるが、決定的な視点が欠けている。エログロとバイオレンスを封印されると、この程度の表現しかできないことにプロとしての自覚のなさを感じる。 [review] (るぱぱ) | [投票(9)] |
★3 | あまりにも直球すぎるというか、怒りと混乱が先立って、まだ監督自身が作品として昇華するまでに整理できていない感が見てとれて苦しくなる。 [review] (ガリガリ博士) | [投票(4)] |
★4 | 福島での取材をベースにしているにもかかわらず、「福島の後」として今回の話を構築してしまったため、観客に与えるリアリティを損ねている。それがとてももったいない。 [review] (Master) | [投票(1)] |
★3 | 無人の街で2人きりで末期を迎える老夫婦に切ないまでに心は共振をしつつも、「希望」の欠片も存在しない展開に萎える。柔な作劇が通じない状況への戸惑いは理解するが、嘘でも「希望」を謳うべきだろう。若しくは全開の悪意をこそだ。らしくない半端さだ。 (けにろん) | [投票(5)] |
★5 | この国では「自分で決める」ことがこれほどまでに希有なのだろう [review] (HAL9000) | [投票(4)] |
★3 | 希望と絶望が共存する。当然だ。福島で起きている現実に整理がついた者など、まだどこにもいないのだから。・・・「愛があるから大丈夫」・・・何が、どう、大丈夫なのだろう。誰にも分らない。分るのは、それを考え続けることから我々は逃れられないということ。 [review] (ぽんしゅう) | [投票(4)] |
★3 | NHKで撮影風景を見ていたからかなあ、映像的にぎょっとさせるシーン(例えば若嫁が防御服を着て夫を見るシーン)なんかはホラーっぽい印象が湧くはずなんだけれどそれがない。ごくすべて自然に映像が流れる。 [review] (セント) | [投票(3)] |
★3 | まるで『グラン・トリノ』。俺、大きくなったら夏八木勲になりたい。 [review] (ペペロンチーノ) | [投票(5)] |