[コメント] ジャンゴ 繋がれざる者(2012/米)
カナリいいと思うんだけど、自分的なタランティーノ監督への期待値が高すぎるのが問題。
『パルプ・フィクション』における「おれんちの前に看板が立ってたか?"ニガーの死体預かります"って看板が。なぜなかった?なぜなら、ウチはニガーの死体を預からねえからさ!」というセリフは、近代映画屈指のセリフであったと思う。そりゃ、チャップリンの『独裁者』の演説と比べてどうだと言われりゃアレだけどさ。
結局タランティーノ作品を見るときの、自分の評価軸はこのセリフになっていて、ここ最近の作品はこれほどの思い切りの良さも感じないし、本作も同様の評価だ。
ただ、タランティーノ監督は役者として見ても映画ばえするというか、実に存在感のある魅力的な人物だなと思う。
あと、デカプリオは非常に好演だしすごくいいんだけど、顔がきれいすぎてどうにも悪いヤツに見えないというのが問題だと思った。
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