[コメント] イル・ディーヴォ -魔王と呼ばれた男-(2008/伊=仏)
まずイタリアの政治腐敗ぶりが恐ろしい。自己保身の塊のような連中の顔、顔、顔の映画。不思議と加齢臭がしない。政治実録もの+ミュージックビデオ+マフィア映画のエッセンスをいいとこ取り。捜査前夜の首相の独白に気圧される。「善のために悪を行う」。思うのは、ポピュリズムの対極にある、一種の懐かしさを伴う「威厳」。
(まー)
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