[コメント] 東京市街戦(1967/日) - 更新順 (1/1) -
東映の任侠路線の枠組みに設定は闇市愚連隊ものという三番煎じで、タッチはあくまで甘ったるい日活アクション映画風味。敗戦直後の混沌を描いてリアル感ゼロの絵空事。「良いとこどり」して好いところなしの、まさに1967年、日本映画斜陽病の救いがたき末期症状。 (ぽんしゅう) | [投票] | |
戦後混乱期のヤクザと三国人の権益をめぐっての戦いなら、まあそんな話もあろうかとも思われるが、最終的に二陣営の突然変異体同士のサバイバルなんて話ともなっては、リアリズムなどは吹き飛んでしまう。三文劇画同然のプロットと覚悟すればそれなりに愉しめるけれど。 (水那岐) | [投票] |