★3 | 菅田将暉を見たくて見たのだけど、映画としてイマイチだった理由は菅田将暉を起用したせいな気もするからとてもモヤモヤしてやりきれない。 [review] (tredair) | [投票(3)] |
★2 | いったい時代に何周遅れしているのか計算不能なほどに古い、いや、死んで干からびた内容。釣竿や鰻が男根の暗喩(もはや暗喩と呼ぶのも恥ずかしい)という安易さや、今さら父権批判という古さ以上に、昭和天皇批判を戦争絡めて唐突に挿し込む接ぎ木感よ。 [review] (煽尼采) | [投票(3)] |
★5 | 一言でいうと、陳腐ではあるけど、「性の不気味さ、血の不気味さ」か。 [review] (ちわわ) | [投票(1)] |
★4 | 川を見て主人公が「女の割れ目に似とるってお父さんが言ってた」と言うと彼女は「ほんまや、ええこと言うねお父さん」って言うシーンに驚いた。「見えないよバカじゃない?」と言われるもんだと思っていたから [review] (ギスジ) | [投票(1)] |
★3 | 映画内で多用される暗喩は安直な印象を受けるが、映像は締まっていてすごく良いと思う。昭和30-40年代の日本家屋の不潔感(映画の舞台は昭和63年)が非常にリアルに不快だったがそこがまた良かった。少年がセックス中に女性の首を締めるという性癖の訳が明瞭になっていない(順当に考えて親父の血を引いたということかと思うが、本人から特に語られることもない)などの他にも説明しきれていないところがあるのが残念。 [review] (サイモン64) | [投票(1)] |
★3 | いやはや、どうしようもない性癖ですね。 [review] (さず) | [投票] |
★2 | 淡々と描写される気狂いじみた話。牽引力もなくだれる。ただ、田舎の原風景の描写や夏の湿り気の多い蒸し暑さだけはとても伝わってきた。個人的には祭りの準備の描写に時間を割くくらいならアパートの女と遠馬のセックスをきちんと描け、と言いたい。 [review] (IN4MATION) | [投票] |
★4 | 映画を観て、原作の良さを再認識する。ドブ臭い鰻、釘針、義手…作為的と思われても仕方がないような事物を自然に受け容れられてしまうのは、光石の怪物性に苦しみながらも強かに受け流す田中、篠原、木下、三代の女たちの存在感あってこそ。土着と血と時代の映画であり、女優の映画でもある。 (緑雨) | [投票] |
★3 | 光石研の如何わしげな父親の造形がハマり始めているのに、なぜ彼の見せ場を設けず噂話ばかりで進行させるのか。いつもながら構図の才は抜群だが、性描写だけなぜか平凡。 [review] (寒山拾得) | [投票] |
★3 | ここで「隻腕」の主は光石研から彼の配偶者に転移している。唐突な「天皇」の導入は脚本家の思想的趣味に由来するのだろうが、演出家はこの映画と自らの第一回商業映画監督作を接続するためにそれを転用する。隻腕を活用する仕方についてのみ云えば『Helpless』よりもアクション=映画的である。 (3819695) | [投票] |
★4 | 菅田将暉はすね毛がいい。 (kenichi) | [投票] |
★4 | 衝動的な父性原理の侵攻と、ねっとりと絡みつくような母性原理の間で立ち往生した少年菅田将暉に出口は見えたのだろうか。昭和63年という「あの人の死」を背景に置くことで、より父性原理のいい加減さを強調してみせるのはいかにも荒井晴彦らしい仕掛け。 (ぽんしゅう) | [投票] |
★3 | 釣竿がペニスであったり、橋=男性、川=女性という見せ方は『エリ・エリ・レマ・サバクタニ』『サッド・ヴァケイション』『東京公園』のような傑作とは違い、映画的寓意には昇華されずただの直接的暗喩に留まっている。田中裕子に精気を吸い取られたか?彼女が出てくる場面だけ良い。 [review] (赤い戦車) | [投票] |