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[コメント] かぐや姫の物語(2013/日)
- 投票数順 (1/1) -

★5「竹取物語」の映像化を夢見ていた、亡き円谷英二に観せてあげたい。 [review] (ペンクロフ)[投票(19)]
★3実はもっと「映画」のルールからの自由(それはいわゆる実写映画における撮影や編集の制限からの自由)を期待していた。そういう意味で瞠目したのは、矢張り誰もが驚愕するであろう、後半の、かぐや姫が御簾の中からいきなり逃げ出し、疾走し、山を駆け回る、ちょっと凄いスピード感の創出部分ぐらいなのだ。 [review] (ゑぎ)[投票(12)]
★5かすれ歪み一瞬たりとも定型を構成しない輪郭線は、まさにこの世の無常の具象化。自然の摂理を経てこの世に誕生した生命ではなく、生まれながらにして生をまっとうできない運命の「かぐや姫」もまた無常の象徴。その裏返しとしての現世肯定に涙が止まらなかった。 [review] (ぽんしゅう)[投票(7)]
★5あるべきだったもう一つの日本アニメの形とその性格の悪さについて [review] (steeling)[投票(6)]
★4アニメーションとして、姫(竹の子)の赤ん坊から幼少期にかけての描写が素晴らしい。泣き出したり、寝返りしたり、這い這いしたり、立ち上がって歩いたり、という表情や動作の可愛らしさ。 [review] (緑雨)[投票(6)]
★5今、その当たり前の「日々のこと」の重大性に気づかなければ、それはたいへんな過ちである、というラストのメッセージ。この一点に集約される作品と思う。 [review] (おーい粗茶)[投票(5)]
★3千と千尋』のように二人は手を取り合って宙を舞うが、ここから受ける印象は正反対だ。 [review] (寒山拾得)[投票(5)]
★5映画やアニメーションとして云々するより、ひとまずギザの大ピラミッドやシスティーナ礼拝堂の天井画などと並べ置いてみたほうが落ち着きがよい。技術と予算を中心とする膨大な数と種類の諸条件が満たされたとき、人類はこれほどの創造物をものにしてしまえるのかと、ほとんど呆れにも近い畏れを覚える。 [review] (3819695)[投票(5)]
★4高畑勲監督が『竹取物語』の物語要素だけでなく、その背景にある仏教的思想などの時代背景も含めて本作を手掛けたのだろうと思われる点に素直に感心した。 [review] (deenity)[投票(3)]
★4高畑さんもまた、総括モードだったのでしょうか。 [review] (pori)[投票(3)]
★3筆で書いた線のような独特のタッチに味はある。味を出すので精一杯という感じが、ものさびしいだけだ。 [review] (G31)[投票(3)]
★5「自分もいつかこんなものを作ってみたい」とか「この世界の続きをまた観てみたい」とか、そういった感情の入り込む余地が全くない唯一無二の仕上がり。ただただ感嘆したい。刮目して観よ。 [review] (るぱぱ)[投票(3)]
★4後世に残すべき名作が目の前に現れる事の幸せ。☆4.6点。 [review] (死ぬまでシネマ)[投票(2)]
★4総数約1150〜1200ショットといったところか。何故今「かぐや姫」を撮らなければならなかったか。 [review] (赤い戦車)[投票(2)]
★4女童がいい仕事してる [review] (ペペロンチーノ)[投票(1)]
★3この水彩画のような画の優しさ、抒情性は日本人でないとわからないだろう。と思ったのだが、外国の賞を幾つか受賞しているのは喜ばしい限りだ。しかし、惜しむらくは物語自体が私的には面白くなくて・・・ [review] (KEI)[投票(1)]
★4捨丸兄さん最高! [review] (大魔人)[投票(1)]
★3それほど効果的な絵作りだとは感じなかった。 (ユウジ)[投票(1)]
★5本当にこの人は変わらない。そしてその変わらなさが、とても頼もしい。 [review] (甘崎庵)[投票(1)]
★4「原作のまま」と言ってる人は「竹取物語」読んだことないでしょ?この映画が「竹取物語」のままなのは、ストーリーではなく、精神です。 [review] (ツベルクリン)[投票(1)]
★3ニーオンザベリーからのマウントパンチで制圧するシーンの凄惨さよ。さすが高畑、リアルディール……。 (たかやまひろふみ)[投票(1)]
★5良いです。ファンタジーの表現としてはやっぱりこれでしょ。ジブリはこうじゃなくっちゃ。泣けた。 [review] (ぱーこ)[投票(1)]
★3捨丸や女童というオリジナルキャラを入れてきたのは一般ウケを狙ったためと思うが、完全に原作をなぞった方が潔かった。そうすれば文芸作品として評価に足る作品になったと思う。 [review] (Master)[投票(1)]
★4あまりにも世に知られた「竹取物語」をほぼ忠実になぞっており、アニメ技法としては凄いのかもしれないが、仰々しい宣伝文句の割には新味はない。終盤の盛り上がりも含めて普通に面白い。子ども向けともいえるし、そうでないところもあるし、やや中途半端か。 [review] (シーチキン)[投票(1)]
★3美術設定の詳細さという形で、見える文化資本へ執着する結果、見えないそれへの等閑視が浮き上がり、社会階層の往来が簡単にできてしまう原作の違和感が強調されてしまっている。 [review] (disjunctive)[投票]
★4ジブリ・コード! 2本同時に公開された作品に隠された御大からのメッセージとは・・・。 [review] (ALOHA)[投票]
★4竹取物語』って結局のところ、「誰得?」な話なわけで……w にしても、この作品のラストは強烈に印象に残る。おそらく僕が死ぬまでずっと5本の指に入り続ける気持ち悪さ。 [review] (IN4MATION)[投票]
★3観ていた親父が一言「絵が汚いのを除けば面白い」と。 [review] (氷野晴郎)[投票]
★4娘の為に「良かれと」思うその常識的な気持に共感する俺も、翁と同じさ・・・ [review] (考古黒Gr)[投票]
★5比べることは出来ないと思うけど『風立ちぬ』よりこっちの方が数倍良い! (stimpy)[投票]
★2個人的に絵が嫌い。動いてるとまだいいが停止画で観るとしょうもない絵だと思う。特に主人公の正面顔。昔やってた「日本昔話」のほうが絵的には面白いと思う。ストーリーも面白ければ入っていけたんだけど、普通の昔話にしか感じなかった。 (ギスジ)[投票]
★4風立ちぬ』が選ばれた人の物語なら『かぐや姫』は選ばれなかった人の物語。姫が桜の木の下で踊りまわる至福(である筈)の場面で、しかし何故かジャンプカット。編集される現在=運動。這入り込む自意識の間隙。現在をさえ十全に生き切ることの出来ない不幸。 ()[投票]
★3メイキング番組をいくつも見てから行ったので、異常に手間のかかっていることは知っていた。話は竹取物語なのでジブリの割には安心して見られたが、ディテールを楽しみたい人のための作品だなと思う。 (りゅうじん)[投票]
★4GRAVITY』同様、これも恐るべき映像表現だと言うよりない [review] (HAL9000)[投票]
★3ずっと『ハイジ』がチラつく。都はフランクフルトで相模はロッテンマイヤーだ。不毛な月世界対比の現世のエコ賛歌は『狸合戦』。成程高畑の集大成かもだが、ならば少女のリリシズムをこそ全面開花させて欲しかった。キャラが背景に埋没する手法も買えぬ。 (けにろん)[投票]
★5★4か★5か迷ったんですが、在りし日の地井武男さんの元気な声の「遺作」に、思わず5点を献上してしまいました。(2011年の夏に収録したそうで、それにしては、ずいぶんと公開までに、時間をかけたんですね。きっと納得のいくまで) [review] (プロキオン14)[投票]
★4誰もが知っているという触れ込みの竹取物語、しかし実は僕は一度も岩波の薄い原書を読んだこともなければ、現代語訳の短編小説を読んだこともありません。ただ絵本等で断片的にある程度の話を知っているだけ。 [review] (セント)[投票]
★4チカラ尽きても、想いは尽きぬ。 (Orpheus)[投票]
★4子供への愛の虚しさとか親の期待の重さとか、そういうのがうわっと来て、顔がぐちゃぐちゃになるほど泣いた。 [review] (もがみがわ)[投票]
★5二回見た。三回見るかも知れない。見ているだけで泣けてくる、このレベルの画が動くことに感動するだけでなく、赤ちゃん時代のかぐやが見せる表情、動き、泣き、笑い、全てがすごい。本当にこんな作品をよくも産み出せたものだと思う。 (サイモン64)[投票]