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[コメント] かぐや姫の物語(2013/日)

★4か★5か迷ったんですが、在りし日の地井武男さんの元気な声の「遺作」に、思わず5点を献上してしまいました。(2011年の夏に収録したそうで、それにしては、ずいぶんと公開までに、時間をかけたんですね。きっと納得のいくまで)
プロキオン14

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







いや、僕はマジで「1輪のレンゲの花」に口説かれそうになってました。

なにが「罪と罰」なのかはよく判りませんでしたが、始まりから、エンドロールまで、ずっとクギづけになっていました。

驚くべき「技法」だけども、それは、それ。重要なのは「中身」。そこは、姫と翁と媼の3人の演技がよかったと思う。

高畑作品にしては、めずらしく「飛ぶシーン」がでてきた。「飛ぶ」のは「宮崎作品」の十八番だが、そこはやっぱり宮崎に「一日の長」があるとおもった。

女童が「パタリロ」みたいだと思ったのが僕だけじゃなかったみたいで、ちょっと安心した。

(評価:★5)

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