[コメント] ゼロ・グラビティ(2013/米)
スピード2に出た事を後悔していると発言したサンドラが見事に落とし前をつけた映画。
見始めて直ぐに思う。 ああ、コレは地球に戻るまでドタバタするだけの映画だな。
映画なのか? アトラクションムービーじゃね?
結果から言えば、確かにそれはそうなのだ。 しかし、やがてコレは舞台に於ける一人芝居の様相を呈してくる。 しかも、舞台ではやり得ない。映画でしか成し得ない独り芝居だ。
昔から、映画は監督のモノ。ドラマは脚本家のモノ。舞台は役者のモノ。などと言いますが、サンドラはコレで”役者の映画”と云う新しい地平を開いたと思う。 バスではなく宇宙で。落とし前として洒落が聞いてる。
冷徹に傍観したキュアロンと、壁の花に徹したクルーニーは称賛されるべき。
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