[コメント] ダリオ・アルジェントのドラキュラ(2012/伊=仏=スペイン)
ドラキュラ伯爵役のトーマス・クレッチマンも気品を感じさせる風格と演技だし、ミナ役のマルタ・ガスティーニもドラキュラが惚れてしまうのも納得してしまうぐらい美しく、全体的な印象は悪くない。
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映画を見終った人むけのレビューです。
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ブラム・ストーカーの「吸血鬼ドラキュラ」を映画化したゴシックホラー。
従来のダリオ・アルジェントの監督作と比べると、純粋にクラシックホラー映画という仕上がりで、残酷描写も思ったよりも控えめ。
ドラキュラ伯爵役のトーマス・クレッチマンも気品を感じさせる風格と演技だし、ミナ役のマルタ・ガスティーニもドラキュラが惚れてしまうのも納得してしまうぐらい美しく、全体的な印象は悪くない。
ただ、最初に話の中心人物的に出ていたミナの夫のジョナサンがあっさり吸血鬼にされ、その後もミナとの対峙を期待させながら、あっさりルトガー・ハウアー演じるヴァン・ヘルシング殺されて終わりというのは呆気ない。
それと生き物の特撮が最近の作品にしてはCG感剥き出しで非常に安っぽい出来なのも残念なところ。終盤でルーシーの父親を巨大カマキリが惨殺するシーンは苦笑いしてしまった。
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