[コメント] 裏切りの街角(1949/米)
ノワールの巨匠シオドマクの腕の冴えが見事な作品。この裏寂れたどんづまり感なしにはノワールとはいえない。マスクをつけての、催涙ガスの中のアクションは、もちろん、視界が二重の意味で遮られていることを計算の上での演出。先のなさはこうした小演出からも醸される。
(ジェリー)
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