そりゃ、誰もこの人が犯人だなんて予想しなかったでしょうね。それまでこの人物、話の前面に出てこなかったんだから。

前半にちょっと出てきただけの人間が、ラストで唐突に再登場して、「私が犯人です。」これが意外なオチとして賞賛されるなら、ミステリー作家は苦労せんわい！

最後の、ノーマンと母親が並ぶカットはよかった。恐怖の復活。それでいて、きれいな映像だった。