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[コメント] バンクーバーの朝日(2014/日)

徹底して暗い画作りと、豪華配役を用いて浮き足立たない演出に好感を持った。日本人街のセット撮影は見事。但し、… ☆3.8点。
死ぬまでシネマ

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

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「野球の楽しさ・ゲーム展開のスリリングさ」は描けていない。最近('23年)でもTBS系日曜劇場に「下剋上球児」という野球ドラマがあったが(主演=鈴木亮平)、野球の試合の面白さを描くには時間(尺)が必要なので、たかが数回の連続ドラマやましてや映画では難しい所はある。

「下剋上球児」は野球経験者を集めたキャスティングが話題になったが、本作も亀梨和也だけでなく妻夫木 聡も中々良い動きを見せていてそこは佳かった。

実際の「バンクーバー朝日」はもっと規模が大きい球団だったようだ(エンドロールでの選手名簿を見ても判る)。だからリーグ優勝というのも映画よりも大きい出来事だった訳だ。カナダ人にも支持が広がっていったのはそうらしいが、その理由の一つには他球団からの選手の引き抜きもあったらしい。(という事は当然引き抜かれた選手は白人ですよね)

(評価:★4)

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