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[コメント] 6才のボクが、大人になるまで。(2014/米)
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★5一瞬を逃すなと人はいうけれど、一瞬こそが「すべて」なのだ、と劇中で語らる。その「すべて」の蓄積こそが時間であり、人生であり、歴史であるということ。「その時」を12年間記録し続け、ドラマを創作することによって時間そのものの映像化を試みるという野望。 [review] (ぽんしゅう)[投票(6)]
★5ミシェル•ロドリゲスに激似の姉。90/100 (たろ)[投票(1)]
★4「転居」の映画。制作現場の事情を推し量って云えば「主要でない出演者の長期間拘束を不要にできるため」パトリシア・アークェット一家は転居を繰り返すが、それによって作中人物の人間関係は不断の刷新を被る。「時間の経過」そのものを主題に掲げた映画のようでいて、物語は不思議と過去に拘泥しない。 [review] (3819695)[投票(7)]
★4奇跡は誰にでも一度おきる だが おきたことには誰も気がつかない (漫画「わたしは真悟」より引用) [review] (ペンクロフ)[投票(3)]
★46歳の頃に永遠に拡がってた未来は僅か10数年で視界90度位に狭まってしまうという現実と真実を年月を費やし詳らかにした労作だが、だからどやねんとも思える。アークェットの疲弊の年輪を重ねゆく容貌とホークの能天気に変わらぬそれが対照的。 (けにろん)[投票(3)]
★4骨子は息子と母の関係性。長いようで短いこの12年は、今後の可能性が開けている子ども視点よりも、母視点で捉えたほうが濃密で当然。 [review] (irodori)[投票(2)]
★4依存症教授の不穏さがおもしろすぎて、話に対して誤った期待を抱いてしまった。構成上、場当たり的に投入される不穏当さの数々にも、リンクレイター節の大河ドラマを時間の滞留として誤認させる働きがあるように思う。 [review] (disjunctive)[投票(2)]
★4“12年間”を描いた映画を観るのはこの1年で2本目。もう1本は12years a slave(それでも夜は明ける)だが、確かにあっちは年月の長さをあまり感じなかった。 [review] (G31)[投票(2)]
★45年というのはあったけど(ウィンターボトムの「いとしきエブリデイ」)、12年というのはすごいデス。僕たちは6歳の幼児が18歳の大人になるまでの家族の姿を3時間に見る。すなわち「時間を捉える」という作業をすることになる。 [review] (セント)[投票(2)]
★4エラー・コルトレーンの眼差しが12年経っても変わらないことに驚く。6歳時に撮影した際にはどのような青年に育つのか全くわからなかったはずなのに、まるで逆算したかのようにその表情を的確に捉えているという奇跡。 [review] (緑雨)[投票(2)]
★4誰もが経験する個人的な大事件(引越し、けんか、進路、規則破り・・・)が起きる。だから誰もが違和感なく、スーッと入っていける共感度の高い作品だ。 [review] (KEI)[投票(1)]
★4思い出すのはパトリシア・アークエットのことばかり。押し殺したものも含め、激しい感情を一手に引き受けた彼女の映画だと思った。 (カルヤ)[投票]
★3実際に成長していく姿を長期で撮影するという映画の新たな試みは面白い。作品自体の主張もよく伝わるし165分の上映を飽きることなく見れたんだけど、ドキュメンタリードラマの域を脱していないと思った。 [review] (deenity)[投票(2)]
★3登場人物の説明がほとんどないので関係がつかみにくい。唐突とも思えるシーン展開で、前半はどんどん流れていく。しかしその子供時代があったからこそ、ハイティーンの迷いが生きてくるのかもしれない。 [review] (jollyjoker)[投票(2)]
★3こどもが想定する親と、親の実態はかくも違うということを、こどもは知らない。ということがしみじみわかる映画だと思うのは、私が親であるからでありましょう。 [review] (もがみがわ)[投票(1)]
★3母ちゃん男見る目ねえなぁ。 (パピヨン)[投票(1)]