[コメント] ビッグ・アイズ(2014/米)
俗流『シャイニング』の味つけがたまらなく情けない勧善懲悪劇。ティム・バートンのヲタ方面に傾斜しないドラマ創作能力はこの程度だったのだろうか。記憶に残るのはわずかにビッグアイズと化す幻想の群集と、クリストフ・ヴァルツの嬉々として演じるステロタイプの小悪党のみなのを思えば、バートンには今までの道に立ち戻るほかに生きるすべはないと言えよう。
(水那岐)
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