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[コメント] フォックスキャッチャー(2014/米)
- 点数順 (1/1) -

★5主演3人の演技が素晴らしく、見ごたえのある作品。とりわけ母親の愛情に飢えた富豪スティーヴ・カレルの不気味さが光る。脚本も語りすぎず、カメラも徐々に壊れていくいびつな人間関係を引き出した。 [review] (jollyjoker)[投票]
★4FoxのFはFame(名声)のF。キツネのキは金メダルのキ(<日本語じゃん)。 [review] (ペペロンチーノ)[投票(5)]
★4スティーヴ・カレルが登場する前、冒頭からずっと不穏な空気が流れている。チャニング・テイタムの不安定さの表現が的確だし、80年代の近過去感が巧みに作り込まれている。 [review] (緑雨)[投票(4)]
★4「見どころある役者には違いないが、お前は格好よろしく主人公を気取ってよい柄ではない」と思われ続けたチャニング・テイタムが、外鼻・頭髪・鬚髯の細工にも頼らず、素材勝負で一世一代の当たり役を務める。素材、それすなわち、愚鈍に一徹な暗い光を宿した瞳、土管のごとく異様に発達した頸囲である。 (3819695)[投票(4)]
★4精緻な心理劇であり全篇にわたり不穏な緊張を持続させる演出は文句なく素晴らしいのだが、言うたらデュポン一本かぶりの展開で余りに単線構造で視野が狭い。孤独なマザコン大富豪の自己崩壊を描くにそっちサイドの重厚な世界の抑圧が描写不足なのだと思う。 (けにろん)[投票(3)]
★4レスリングの組み合うシーンがとても綺麗だと思った。動きや肉体。そして3人の芝居で、見所満載でした。 (あちこ)[投票(1)]
★4デュポン(S・カレル)の猫背に抑圧された者の鬱屈が滲む。母によって飼いならされた馬の従順さに、彼は自らの姿を重ねていたのだろう。求めたものは解放であり、最も恐れたのも解放だったのだ。だから彼が撃ったのは解放を希求する心。すなわち彼は自殺したのだ。 [review] (ぽんしゅう)[投票(1)]
★4カレルのサイコパスっぷりは必見。87/100 (たろ)[投票]
★4弱者が弱者を巻き込んだ結果の不幸な物語。いつも犠牲になるのは正常な人々。と映画は語っているが・・ [review] (pinkmoon)[投票]
★4ちなみに最近観た『ジュピター』のチャニング・テイタムと、最近観た『はじまりのうた』のマーク・ラファロと、最近観た『アメリカン・スナイパー』のシエナ・ミラーが出ててびっくり。実話だけど… [review] (stimpy)[投票]
★4プリティウーマン』とは違う [review] (HAL9000)[投票]
★3観客を楽しませる作りになってないが、克己心の弱さという、映画があまり取り上げてこなかったテーマを描くのに、必要なスタイルだったのかもしれない。 [review] (G31)[投票(1)]
★3主人公(デュポン)の余りにも小さな世界。そこ居たのは母だけ。マザコンと断じれば終わりだが、本人と母の心理の突っ込み不足も感じる。作者は冗長の削ぎ落しというかもしれないが、デュポン社に遠慮した?小さな世界でクルクル回っていた彼が哀れだった。 (KEI)[投票]
★2マネーボール』も今作も低体温のインテリが高い芸術性でスポーツの世界に斬りこんじゃいました的な映画で気に食わねえ。その世界はお前らインテリではなく我々大衆が支えているのだ。ソウル五輪前にUFCの描写があるあたり、お話にならん。 (ペンクロフ)[投票(1)]